うつだけど成人していいですか。

うつ状態からのサバイバル演習(仮)

うつはひとつのキャリア

 

前の記事に書いたこと

  1. 周りの人に頼る
  2. 自分のことを周知する
  3. とりあえず話す

 

utsudakedo.hatenablog.com

 

長々と書きましたがここまで前書きです。

前書きって何?

 

ごちゃごちゃ書いてしまったが、私はこれら↑を指標にすることでこの1週間生き延びている。
動き始めると案外上手くいく。環境を変えれば、周りに恵まれる。

私はこの1週間、他人によって生かされた。

哲学的に言えば経験論者のわたしは信じていなかったことであるが、縁は大事である。


うつ状態が小康状態も含めかれこれ6年ほど続いたことはわたくしの1つのキャリアである。

これを馬鹿にされる筋合いはない。

1つの企業に6年勤めたと思えば、立派であろう。
これが大学1年で良かった。まだ成人前である。

 

これを読んでいらっしゃる方の中にも年上の方がいるであろう。馬鹿にする気はないと申し上げたい。
今気付けて良かった。そう思うことが誰にもあると思う。

少なくともわたくしは、生きててよかった。

生きることを、つらくても何度も選択してきてくれたこれまでの6年の自分に感謝したい。

 

うつは個性である

うつを経験した者として、思ったことを発表していきたいし、これから生きようともがく様子もありのまま話したい。

だいたい、メンヘラってなんだよ。こっちはサバイバルやってんだぞ。

 

バイバル演習のひとつの攻略として適当に廊下の掲示板あたりに掲示しておこう。

掲示板は好きな人が好きな時に覗けるし。

攻略法なんて合ってたり間違ってたりする。ゲームをバグらせる方法もデマだったりするし。

うつが個性といえる世の中になれば生きやすくていいなと思うから、うつをよく分からない人にも見てもらえるよう、誰でも通る廊下に掲示しておこう。

そう思ってわたくしはこれからも生きていく。

 

時折また死にたくなったら、ここに書いた自分の教訓を思い出して生きていく覚悟だ。

 

明日はみんなが生きやすい世の中になりますように。

 

 

解決策を考える

 

前の記事で書いたこと

  • うつになりやすい人=優しい
  • 自分の思考の癖を認めて生かす

 

utsudakedo.hatenablog.com

 

 

正直な話、

ごちゃごちゃ考えることはわたくしもやめたい。夜中は考え込みすぎて眠れない。寝させてくれ。
「進めばいい」と思っていても「調子に乗りすぎて転けたらどうしよう」。コレである。


ここでの思いついた解決策は「周りの人に頼る」。

 

 

解決策1.周りの人に頼る

一般の方には「今更か」と思われるだろう。

しかし、わたくしは元来人に頼ることが出来ないタチであった。


小さい頃からわたくしは自画自賛ながら出来が良い子供であったし、大抵のことは教えられればすぐにこなした。

教育方針として自分のことは自分でこなすことを求められたし、わたくしの性格も負けず嫌いであるから常にトップを目指してきた。
冷静に考えれば、まあ親に守られていたのは事実であるが、わたくしにはそんな事感じられなかった。

 

 

1-1.自分のことは自分でやるのか?

大学生にもなれば、当たり前のように自分のことは自分でやることが求められる。

しかし他人に頼ることを覚えずに19歳になったわたくしは、文字通り1人でやろうとし、挫折をした
友達を作ることも出来ず、講義のことを訪ねるのも休みがちなクズ*1から話かけられて相手に嫌だと思われたらどうしようと気にしてLINEを送ることも出来ない。
LINEを開くことさえ怖かった。

 

 

1-2.うつ状態の思考


うつ状態の時のわたくしは、

「自分が認められていない」

→「みんなわたくしを否定してくる」

→「認められたいだけなのに」

「なぜわたくしに優しくしてくれないのか?」
といったように、他人からのgiveがまず施されないことに内心憤っていたし、giveがなければ動くことが出来なかった。

*2


うつ状態からの脱出を他人からのgiveで助けてもらえないかと本気で考えていたのである。

うつ状態の本気は至上の本気である。これこそが世の中の真理と信じて疑う他ない。



他力本願であるが、まあこれもうつの醍醐味? 不謹慎厨ごめんなさい。

というか、自ら動く気力も湧かないので、これは仕方ないと諦める他ない。諦めてください。



元気が出た後は、うつ状態の時に出来なかったことが驚くほど普通に出来る。これは断言できる。

掃除とかお風呂に入ることも出来ます。

 

 

1-3.じゃあどうやって頼るのか?

先に挙げた「周りの人に頼る」解決策の説明に入ろう。

わたくしは他人からのgive 先に ないと動けないと思い込んでいた。

しかし、結論は反対である。自分からも他人と関わろうとしなければならない。

 

*1:当時、わたくしは大勢の人がいる場所にいくのが苦痛で講義を欠席しがちであった。

*2:ここでのgiveとは、他人からの無償の愛や施しといった意味と定義します。無償であるということが重要です。うつ状態では自分から他人に返すことなんて出来ませんし、考えられません。

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初めまして。

突然ですが、ブログ始めました。

 

ブログのタイトルは仰々しく「いいですか」となっているが、わたくしダメと言われても成人するつもりだ。

この「いいですか」という言葉には、わたくしがこれまでうつ状態だった時の心境を端的に言い表わせる素晴らしい言葉であったので、採用させてもらったという次第である。

 

 

0.成人するにあたって

わたくしは19歳である。
今年の夏には誕生日が来て20歳、来年には成人式がある。
大学に通っており、今年は2年次に進む。

ブログを書くにあたり、自分の事情をまず第一前提に書こうと思ったのだが、ネットに個人情報を晒すのも怖いのでこの辺りに留める。
まあ、この肩書きを見ると「成人手前だし立派な大人の仲間入りですね」と思われるが、わたくしはまだまだ自分が未熟であると毎日感じている。

わたくしには兄がいるのだが、その兄が活発にひょいひょいと足を運ぶタイプなので、それに比べて自分は割と友達も少なく、至らないなぁなどと、兄のように「大人」の括りに入るのが怖い

しかし、わたくしは成人する決意は固い。
怖いと感じるわたくしの素直な気持ちも認めた上で、成人する。

だいたい20歳で成人なんて形式的なものであるから、いっそのこと成人式に出なくたって罰せられるわけでもない。そもそも誰が成人のボーダーを決めた?法律である。

わたくしは法律を変えようとか、成人と決めるボーダーの改定のために「18歳がいい」だの「16歳」だのとここで議論するつもりは毛頭ない。
そのボーダーに囚われること必要ないと言いたいのだ。

ここからはわたくしの経験からの持論を展開させて頂きたい。

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