うつだけど成人していいですか。

うつ状態からのサバイバル演習(仮)

初めまして。

突然ですが、ブログ始めました。

 

ブログのタイトルは仰々しく「いいですか」となっているが、わたくしダメと言われても成人するつもりだ。

この「いいですか」という言葉には、わたくしがこれまでうつ状態だった時の心境を端的に言い表わせる素晴らしい言葉であったので、採用させてもらったという次第である。

 

 

0.成人するにあたって

わたくしは19歳である。
今年の夏には誕生日が来て20歳、来年には成人式がある。
大学に通っており、今年は2年次に進む。

ブログを書くにあたり、自分の事情をまず第一前提に書こうと思ったのだが、ネットに個人情報を晒すのも怖いのでこの辺りに留める。
まあ、この肩書きを見ると「成人手前だし立派な大人の仲間入りですね」と思われるが、わたくしはまだまだ自分が未熟であると毎日感じている。

わたくしには兄がいるのだが、その兄が活発にひょいひょいと足を運ぶタイプなので、それに比べて自分は割と友達も少なく、至らないなぁなどと、兄のように「大人」の括りに入るのが怖い

しかし、わたくしは成人する決意は固い。
怖いと感じるわたくしの素直な気持ちも認めた上で、成人する。

だいたい20歳で成人なんて形式的なものであるから、いっそのこと成人式に出なくたって罰せられるわけでもない。そもそも誰が成人のボーダーを決めた?法律である。

わたくしは法律を変えようとか、成人と決めるボーダーの改定のために「18歳がいい」だの「16歳」だのとここで議論するつもりは毛頭ない。
そのボーダーに囚われること必要ないと言いたいのだ。

ここからはわたくしの経験からの持論を展開させて頂きたい。

 

1.うつになりやすい人

まずうつ状態になりやすい人は、世の中の規定、ありとあらゆるボーダーに囚われやすい。真面目であるから、囚われる。頭ではルールに疑問を覚えても、周りの調和を至極大事にするから異を唱えることをやめる。

うつ状態の人々にまず伝えたい言葉は、あなたたちはとても優しい人だということ。

わたくしがこう言うなんて「うつ状態だった自分かわいそうと思うから自己陶酔に浸って自分は優しい」など批判されるであろう。
批判する方々に申し上げたい。

自己陶酔上等である。

わたくしは自分を認める。これは前に進むために固く決意したことである。自分が自分を認めないと始まらない。


わたくしは優しい。

これは事実、周りの人によく言われることであるし、わたくしも初めから認めていたわけではない。自分を否定するからうつになるのだ。そして、冷静に分析した上で申し上げる。

わたくしは周りの人との調和が大切である。時には自分を否定し周りを肯定する。これはわたくしの家庭環境に起因しているのではないかと考えられるが、ここでの言及は避ける。

周りを気にする癖があるから、他人の気持ちに深く共感しやすい。

何かを会話していても、他人の機微が分かるために、他人の反応がよろしくない話題は話すことをやめる。つまらないと感じている人へのフォローを怠らない。

余計なお世話かもしれない。しかしこれはわたくしの癖である。もはや使命といっても過言ではないほど囚われている。

そこでわたくしは視点を変えてみた。

 

2.思考の癖を否定せずに生かす

この、よく言い換えれば思慮深さと言える癖は、わたくしの個性である。
つい他人の機微を気にすることは、これまでの長いうつ状態ではストレスの元であったが、元気になった今では別に苦ではない。やろうと思ってやっていることである。

1を聞いて100考える。なんてわたくしは思慮深いのであろうか!

これがわたくしの出発点である。